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    <h2>イギリスとアメリカを象徴する2種の動物を一面に描く画期的なモダンコイン</h2>\r\n
    <p>&nbsp;</p>\r\n
    <p>この度ロイヤルミントが発表する「ライオンとイーグル」は、イギリス連合王国とアメリカ合衆国を象徴する2種の紋章学上の動物を裏面に描く画期的な新作です。二国の恒久的な融和と協調関係を暗示するこれらの崇高な動物は、過去数百年間にわたって両国の国民性と自尊心をシンボライズし、世界を代表する大国へと発展を遂げた後も両国の魅力を発信し続けてきました。イギリスにおける紋章学上の動物としてのライオンの歴史は大変古く、少なくとも12世紀頃にさかのぼると伝えられています。中世イングランドを手中に収めたプランタジネット朝の創始者ヘンリー2世が、紋章化されたライオンのデザインを採用したことが直接的な起源とされています。その後、リチャード1世が1頭のみであった王室紋章上のライオンを3頭に増やしたことによって紋章としての大きな飛躍を遂げました。以降、ライオンは王室紋章を構成する主要デザインの一部分として別格の扱いを受けています。きわめて獰猛な性質で知られる動物のライオンですが、「百獣の王」と称されることからも分かるように、世の全ての動物の頂点に君臨することから古来一国の君主の象徴に相応しいと捉えられ、英国王室を象徴する動物として崇められるようになったというのが最もな理由ではないかと推測できます。またテューダー朝時代以降は、同朝の第2代国王として権勢を誇ったヘンリー8世と王の寵愛を一身に受けたジェーン・シーモア王妃が考案したテューダー家独自の紋章にライオンの意匠が組み入れられ、英国王室の象徴としてのライオンが紋章学の分野にて定着します。ライオンの意匠の中でも頭上に王冠を戴く「イングランドのライオン」は、単独で描かれたライオン像の中でも最も格式が高く、古くから主要な紋章として用いられてきたもので、他のライオンのデザインと区別するために「イングランドの」という形容詞が与えられています。一方で、アメリカ合衆国を象徴するイーグルは、天空を飛翔するその気高い姿が自由主義を標榜するアメリカの権威を連想させるため、古くから同国のシンボルとして用いられてきました。コロンブスによるアメリカ大陸の発見以降、激動の歴史を駆け抜けてきたアメリカに相応しいこの紋章は、アメリカ人の心の拠り所としての役割をも果たしてきたと言えます。ライオンと並んで獰猛な肉食獣として自然界に存在するイーグルですが、19世紀以降のアメリカでは主要なコインデザインとして継承されてきたことから何よりも貨幣を想起させる動物と見なされ、それ故にアメリカ人にとって最も馴染みの深いデザインでもあります。ロイヤルミントによるこの度の「ライオンとイーグル」の発行は、天と地を代表する動物であるイーグルとライオンを一枚に描くという画期的なアイデアが受け入れられたため、今後長きにわたってモダンコインの傑作として受け継がれていくことでしょう。実際にコイン裏面を見てみますと、これら2種の動物の横顔が詳細にわたって描写されていることが分かります。バランスよく配置された2頭がほとんど一体化されているように見受けられることも魅力であり、いかにロイヤルミントが二国の同盟関係をデザインとしてアピールすることにこだわったかを伺うことができます。コイン表面には、2022年の代替わりに際して英国王位を継承したチャールズ3世の「公式第1コイン肖像」が掲げられています。無冠左向きの横顔からは国王の真摯な人柄と人間味のある温かさが伝わってきます。長年アメリカ合衆国との同盟関係を重視してきたイギリス連合王国にとって、今回の「ライオンとイーグル」の発行は今後の二国の一層の協調を示唆するものであり、イギリスとアメリカを愛する世界中のコインコレクターの称賛の的となることでしょう。</p>
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